どんなにささいな悩み、不安、心配でも構いません。
私たち、小豆畑病院在宅医療グループと話をしてみませんか?
きっと、お力になれることがあるはずです。
病気や障害をもちながらも、「わが家での生活を続けたい」という方々を医療面、介護面から全面的にバックアップするしくみが在宅医療サービスです。
訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護という4つのサービスがあり、各部門を担当するスタッフがご利用者の毎日を誠心誠意支えていきます。
在宅での生活が難しくなった場合は、ご利用者やご家族と共に適切な対応策(入院、施設入所など)を考えていくのも、在宅医療・介護にたずさわる者たちの役割です。
ご自宅での療養を希望される患者さま、通院が困難な患者さまに対し、医師・看護師が定期的にうかがい、診察や経過観察を行います。
重症の患者さまやご自宅での看取りにも対応しています。
グループ内の施設や設備と連携しているため、グループで提供している各種サービスもご利用いただけます。
ご相談、ご連絡は24時間対応。ご自宅で容態が急変された場合の対応も万全です(→「救急医療と緊密に連携しています」)。
主な診療内容
●問診
●健康相談
●視診、打診
●ECG
●体温、脈拍、血圧、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)の測定
担当の医師より
患者さまのご自宅が私たちの「病室」ですから、診療は病院内の回診と同じように行っています。日頃の全身管理や健康チェック、突発的な発病・異変に至るまで、常に変化する患者さま一人ひとりの状態・病態に応じた診察を行っています。(中村)
小児から高齢者まで、疾患をお持ちの方すべてが安心して毎日を過ごせるように、「訪問看護ステーションのぞみ」に所属する看護師が、共に暮らすご家族の生活を尊重しながら療養のお世話や治療の補助を行っていきます。 主治医の指示にもとづき、また主治医と連携しながら心身の状態に応じた適切なケアを行います。
主な看護内容
●主治医の指示にもとづく医療処置・管理
●健康状態の観察、薬の管理
●入浴・清拭・洗髪・排泄などの介助
●療養上の相談
●終末期ケア
担当の看護師より
「病気やケガをしているけれど、わが家でずっと生活したい」。 そのような方々の生活を私たちは看護を通じてサポートしています。 少子高齢化や核家族に代表される社会状況の変化にともない、訪問看護のあり方も多様性が求められるようになってきました。 ご家族や地域の援助も活用しながら、自分らしく安心して生活できるような方法を、主治医、ケアマネジャー、介護士などと連携しながら日々模索しています。(小林)
理学療法士、作業療法士がご自宅や施設を訪問して、主治医の指示にもとづき適切な治療や訓練を行っていきます。 心身機能の維持回復を図り、より良い日常生活が営めるような支援(生活環境の調整やアドバイスなど)を常に目指しています。 住み慣れた家や地域で生き生きとした生活が送れるよう、患者さま一人ひとりの状態に寄り添ったリハビリを関係機関と連携しながらご提供しています。
主なリハビリ内容
●心身機能の訓練(痛みの軽減、間接可動域訓練、筋力強化)
●動作の訓練
・基本(寝返り、座位、立位、歩行)
・日常生活(食事、排泄、入浴、更衣)
●介護方法の相談(臥床時や車椅子でのポジショニング、福祉用具の提案)
●環境設定に関する相談
担当の療法士より
訪問リハビリ最大の利点は、実際の生活場面で動作訓練(トイレまでの移動や浴槽のまたぎ動作など)を行えることです。 機能訓練や動作訓練のみならず、普段のなにげない会話からご利用者の真の希望や夢、生きがいを見出していくのも私たちの役割です。 ケアマネジャー、看護師と共にチーム一丸となって支援していきます。「リハビリの時間が楽しみ!」と思っていただけるようなサービスが身上です。(神川)
訪問介護は「身体介護」と「生活援助」という2つのサービスに分けられます。
いずれも「住み慣れた家で自分らしく普段どおりに過ごしたい」というご利用者やご家族の生活全体を介護面からサポートするのが目的です。
たんなる家事代行や機械的な排泄介助・食事介助ではなく、ご利用者の「できること」や「できそうなこと」を引き出したり発見したりすることを念頭に支援しています。
介護とはお手伝いではなく人間の「生きる喜び」に深く関わり、生きる力を養っていくことでもあるのです。
主な介護内容
●身体介護(食事、排泄、入浴[清拭]、歩行、移動など)
●生活援助(掃除、洗濯、調理、食材・日用品の購入など)
●通院などの介助(公共施設・病院などへの送迎、付き添い)
●生活上の不安や介護に関する相談
●福祉有償運送サービス
●介護保険外サービス
担当のホームヘルパーより
私たちは介護を必要とされる方のご家庭に訪問し日々の生活をサポートしています。 スタッフ一人ひとりが高いプロ意識をもち、信頼され、本当に求められるサービスの提供を目指しています。 他職種との連携も緊密で、ご利用者の安全・安心を最優先に、想定される危険を排除しながらの行動を常に心がけています。 みなさまが毎日を不安なく笑顔で過ごせるよう、私たちも笑顔いっぱいで頑張っています。 (野田)
管理栄養士が居宅を訪問し、食事内容や食生活習慣の聞き取り、身体計測などを行います。 生活習慣や日頃の状況を見て、ご本人、ご家族、ヘルパーさんなどが無理なく問題解決できるプランをご提案します。 「食事」や「食べる」ことを通して、在宅生活を安心して送れるように支援いたします。
主な栄養指導内容
●食事摂取量と栄養状態のチェック
●身体測定など
●調理指導(ヘルパー指導を含む)
●ご本人の状態に応じたメニュー提案
●栄養補助食品などの紹介
担当の管理栄養士より
「栄養指導=厳しいことを言われる」という"制限"のイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。 しかし実際は、「どのような工夫をすれば食べられるか」「制限のあるなかでどうすれば食事を摂れるようになるか」などを患者さまと共に考えていく栄養相談が主体です。 主治医・ケアマネジャーなどと連携し、患者さまが安心してお食事を召し上がれるよう、一人ひとりの生活状況に合わせたオーダーメイドの食支援を行います。 食事についてのお悩みを一緒に解決していきましょう。 (沼田)
在宅医療・介護に関するお問い合わせ
TEL/029-295-2611 FAX/029-295-5022 受付時間/月~土 8:30~17:30 (日・祝日はお休みです)
住所/茨城県那珂市菅谷605